DRAGON GATE
会場に入り、ふとリングを見ると
コーナーポストが四角くなってる。
しかも細い。
あ〜リング新しくなったんだぁ。
それにしても細いコーナーポストだな…。
大丈夫なのか？
そのままリングを眺めていると違和感が。
リングの北東側のキャンバスが明らかに盛り上がっている。
どう考えてもおかしい。
しかし普通に興行は始まった…
第１試合
試合開始直後、また違和感が。
リング上の音がやけに響いてる気が？
やっぱおかしいぞこのリング…
更に最初のロープワークでロープが異常にゆるいことが判明。
選手達も戸惑ってる様子？
すぐさま若手がロープを締め始める。
若手の手が足りないのか
自らロープを締めるGammma。
会場からは拍手が。
程なく試合は場外乱闘へ突入…。
その間にレフェリー、若手、スタッフでリングをチェック。
試合終盤、マスクを剥がされる超神龍……は、この際おいといて
直したはずのロープが全然締まってないことがわかる。
で、第１試合終了後
改めてリングをチェック。
八木レフェリーが異常箇所を修正していると…
ドスン！！
エプロンが沈む…。
リング調整のため休憩に。
しかし調整では済まないらしく…
どんどん解体されていくリング。
その間にリング西側ではエライ方々（？）が集まり緊急会議。
この辺から選手総出（ルード除く）でリング解体。
心配そうに作業を見つめるCIMA。
辛そうな表情で客席を見やる吉野。
１５分ぐらいでリング解体終了。
岡村社長から謝罪と状況説明。
リングはアメリカから買ってきたばかりのモノだったらしい。
今の状況では試合続行は不可能。
で、出た結論が
『お客さんが許してくれるならノーリングで試合を行いたい』
客席からは拍手が。
というわけで続行決定。
なにやら相談中。
吉野の表情が…
リング再設営開始。
床にリングの板、マット、キャンバスを敷き
ガムテープで固定していく…。
リング崩壊から３０分ぐらいでリング完成。
ドラゴンリボンか？
はたまた埼玉ゲートか？
選手一同、四方に深々とお辞儀。
『こんな状況ですが、最後まで応援よろしくお願いします！』
かくして、前代未聞の興行がスタートしたのでした…。
